仮想通貨の買い方・始め方

詐欺疑惑?資本金2円?LABO(ラボ)がトークンセール開始1時間前に突然の延期

ICOに資金を入れるときは慎重に

ICO開始直前に延期したLABO

国内発のLABO(ラボ)が、1月25日15:00を予定していたトークンセールの実施について、開始直前の1時間前になって突然「延期する」と発表。

理由は「間違った噂や把握できていない情報が流れており、これ以上混乱を招かないために延期する」としています。

TwitteではLABOに対するリプライが大荒れ。延期発表までに何があったのでしょうか。

そもそもLABO(ラボ)とは

今回の経緯を紹介する前に、ICOトークンセールを予定していたLABO(ラボ)についてみていきましょう。

LABO(ラボ)は「ブロックチェーン技術を使ったメッセージングアプリ」のことです。

メッセージングアプリ
個人間でメッセージのやりとりをするアプリケーション。LINEやWeChatなどが代表的です(๑•̀ㅂ•́)و✧

通常、LINEなどのメッセージングアプリは、中央のサーバーを介してメッセージをやりとりします。

セキュリティを考えるとサーバー経由は危険

明日9時に例のブツをもってこいよ!

と、私が送ったとしましょう。

送信したメッセージはLINEの管理するサーバーに送信され、そのサーバーから送り先に送信されます。

一度LINEのサーバーにデータを送信しますから、この仕組みだと「LINE社がメッセージを盗み見する」ことが技術的には可能なのです。

私が例のブツを要求していることも筒抜けなわけです!

ブロックチェーンを使ってセキュアなメッセージを

LABO(ラボ)は、従来のメッセージングアプリのセキュリティの不安を取り除くため、

ブロックチェーン技術を使って完全にセキュアなメッセージ送受信を実現すると発表していました。

サーバーを経由せずにダイレクトにメッセージを送受信し、誰かに盗み見られるリスクをほぼゼロにする。

こういうのはブロックチェーンの得意分野でございます。

ただし、メッセージングアプリはすでに「LINE」「FacebookMessenger」がシェアを握っているため、これらの企業がアプリに仮想通貨を導入するとすぐに負けてしまいそうです。今からメッセージングアプリの地位を奪うのは難しそう。

iOS/Android用に開発。ウォレット機能も

iOSとAndroid用にアプリを開発し、アプリ内にはウォレット機能も予定しているとのことです。

LABO(ラボ)の炎上の原因まとめ

さて、LABO(ラボ)にどんな特徴があるのかはわかりましたが、今回の延期騒動の原因になった炎上はどこからきているのでしょうか。

発端はこちらのツイートでした。

1.LABO(ラボ)の資本金「2円」だと判明

(登記簿は誰でも取得でき、公開されているものなのでネット公開もOK)

Twitterにて「LABOの登記簿をみると、資本金2円だった」というツイートが投稿され、これが話題に。

「1円から会社は作れる」ことは事実ですが、本気で会社を興して事を成そうとするならば常識ではあり得ない金額。

LABOのトークンセールは最低30ETH〜150ETHでの購入に設定されています。最低300万円の投資をさせ資金を集める会社の資本金が「2円」です。

法的には問題はありませんが、常識的に考えて、この会社に私たちの大切な資産を入れるのは怖くないですか。

2.登記のオフィスも「シェアオフィス」

登記簿に登録されている住所は「大阪梅田の駅前第4ビル10階」のシェアオフィスでは?という指摘も入り、

「本気でプロジェクトを成功させる気があるようには思えない」
「ICOで資金を集められればラッキーくらいの気持ちでやっているのでは」

とTwitter上で炎上に。資本金は2円、会社はシェアオフィス。

資金を集めるだけ集めて逃げてしまうのではないか?と疑ってしまう条件。

3.代表取締役「松本 真宣」

先ほどの登記簿にある「松本 真宣」の名前で調べると、「不労所得を得ませんか?」というどこか怪しい情報商材臭のするブログが出てきます。

このブログの情報からFacebookなども出てきましたが、写真を見てもLABOのCEOの松本氏であることはほぼ間違いないかと思います。ほぼ。

この方がLABOのCEOだとしたらどうでしょうか?(o・д・)

ちなみに松本氏はお笑い芸人でもあるそうです。どういうこっちゃw

4.ICOは仮想通貨交換業の登録が必要

日本ではすでに、ICOの実施・情報開示に「仮想通貨交換業の登録」が必要です。

トークンを売るだけなら交換業の認可は必要ない(GACKTコインのように上場はナシ)ですが、取引所上場を事前に告知している場合は金融商品として扱うため、交換業が必要になります(๑•̀ㅂ•́)و✧

LABOはホワイトペーパーで取引所上場を示唆していたことから、「交換業」の登録が必須なはずが、その点を指摘されてもまともな回答は返ってきていません。

5.上場を煽りETHを送らせる勧誘

LABOのCEOと知り合いだと名乗る人物が、LABOが「誰もが知る取引所」「bitpoint」に上場することを謳いETHを送らせるよう仕向けていたことも見つかっています。

買いたいETHを伝え、この方のアドレスにETHを送るように指示されるようですが、

見ず知らずの個人のアドレスに直接送るのは本当にやめましょう。リスクが大きすぎます。

その結果炎上し、トークンセールを延期

もろもろの怪しいポイントがTwitterで話題になり、LABOが炎上。

その結果、トークンセール開始1時間前に延期を発表することとなりました。

ついでに延期のアナウンス文もパクリか

トークンセールの延期の発表をした文章も「パクリ」疑惑が。

ただ、LABOを紹介してくださるなかには、グループや会員制組織をお持ちの方もおり、「上がると思います」と、勧める方がいるかもしれません。プロジェクトの開発や事業の進展によって、価格を切り上げることは結果として起こるかもしれませんが、行き過ぎた内容であれば注意を喚起しますのでご連絡ください。

LABO ICOの延期について

ただ、代理店のなかには、会員制組織をお持ちの方もいて、『もうじき上がります』と、勧める方がいるかもしれない。事業の進展によって、価格を切り上げることは結果として起こるのかもしれませんが、行き過ぎがあれば、逆に教えて欲しい。注意を喚起します

現代ビジネス

GACKTコインの運営代表者がインタビューに答えた文章に似すぎている。

最後の最後までツッコミどころ満載なICOです(。-ω-)…

最後に

今回の騒動をみて私は「このICOは怪しい点が盛りだくさん、大切なお金を預けるに値しない」と判断。

投資は自己判断ですし、LABOが将来的にADAのような伸びるコインになる可能性もありますが、だとしてもこの案件にお金を入れたくはありません。

ICOは募集するなら誰でもできますから、いろんな詐欺まがいのコインが登場しています。

本当にプロダクトを完成させるために取り組んでいるチームには積極的に投資したいのですが、この見極めは非常に難しい。

ICOは「取引所でアルトコインを買う」以上にリスクが高い投資だと心得、しっかりと周りの情報を集めて慎重に参加するようにしてくださいね。

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