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「現時点で投資していないが、軽視もしない」ゴールドマンCEOがビットコインについて語る

ゴールドマンCEOのロイド・ブランクファイン氏が「ビットコイン」についてコメントしています。その内容が「モノの価値」についての「本質を捉えた演説だ」と話題になっています。本記事ではその内容をご紹介します(๑•̀ㅂ•́)و✧

 

「価値を保証するものは政府の認可ではなく、人々の合意だ」

ロイド・ブランクファインCEOが、ニューヨークで行われた金融改革に関するフォーラムでのインタビュービットコインについて語りました。

インタビュアーはロイド氏に対し、

「CMEはビットコインに参入予定ですが、ゴールドマン・サックスの顧客がビットコイン取引を望んだらどうしますか?」

という問いを投げました。

彼はこう答えます。

ビットコインにある程度の不快感は持っている。

 

私は総じて新しいものが苦手だ。

 

でも長年生きてきて、好みではないが便利なものにたくさん出会ってきた。

 

例えば、携帯電話がはじめて世に出たとき、絶対に売れないと思った。

 

バッテリーはすごく重いのに寿命は10分。それを担いで使うんだ。

 

「至る所に公衆電話があるのに携帯電話なんて必要か?」

 

私の予想はハズレだった。

 

歴史書から学んだことだが、その昔、5ドルの価値があるコインには5ドル相当の金が使われていた。

 

そして5ドル紙幣が誕生したときは、5ドル相当の金や銀が国庫に保管され、その紙幣の価値を保証していた。

 

それでも人々は懐疑的だった。

 

現在の紙幣は、政府の認可だけで発行されている。価値があると政府が言っているだけ。

 

新しい世界において価値を保証するのは政府の認可ではなく人々の合意だ。

 

ものの価値を人々が認め、合意が形成されるという状況は、ソーシャルメディアと同じ。

 

私自身にはなじみのない世界だ。

 

でももし未来の世界に行ってビットコインの成功を目にしたとしたら、

 

その成功は金銭の進化において当然の結果だと私には証明できる。

 

なぜ金には宝飾品としての価値以上の価値があると思う?

 

これもある種の合意によるものだ。1オンスの金に1,300ドル払うと政府が決めたわけじゃない。

 

食べることもできない金属なのになぜ金に価値があるのだろうか?それは長年の慣習があるからだ。

 

200年後には私のような人間もビットコインになじむかもしれない。

 

現時点では私は投資していないが、軽視するつもりもない。オープンな状態だよ。

 

(Bloomberg)

「お金の価値」が金貨→金本位制→信用経済へと移り変わり、

人々の合意を得られれば仮想通貨(暗号通貨)が次の制度の基盤になる可能性があると、

「モノの価値」について非常に理解しやすい言葉で話しています。さすがに大物…

自然に人々が価値を認め使いはじめたのが「お金」

日本でも江戸時代には小判(金)が通貨として流通し、人々はこの小判(金)とモノを交換し生活を営んでいました。

そして、紙幣が登場した後も長い間、日本円は「兌換券(だかんけん)」(同価値の金や銀に交換できる紙幣)を採用していました。

金本位制を廃止したのはつい数十年前のことです。

物々交換から始まる我々人間の「価値の交換」は、元来自然に人々が価値を認めて使われるようになってきたもの。

(金は希少価値があるとみんなが認めたから価値が保持されている)

それを「国」が法定通貨として認め、使うようにと制定したのは、人間の歴史の中ではつい最近のことなのです。

初期の携帯電話は不便だった

ロイド氏は携帯電話を「売れない」と思った理由に、

「バッテリーはすごく重いのに寿命は10分。それを担いで使うんだ。」

と説明しています。

携帯電話が現在のように普及したのは、進化が進んで1日使っていても十分に持つバッテリーと、ポケットに入るサイズの小型化が実現できたから。

ビットコインもまだ実用的でない

同じことをビットコインに当てはめると、

「送金の遅延などのスケーラビリティ問題」や「ボラリティの高さ」

が挙げられますよね。

送金遅延については、ハードフォークやSegwitの導入などが試みられてきましたが、ビットコイン(BTC)は未だに根本的な解決策を見いだせていません。

これらの問題を解決し、十分な機能・信頼を持ち合わせたとき、はじめて「普及した携帯電話」になれるのでしょう。

 

▼参考:ブルームバーグニュース日本版

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