仮想通貨を始める方に読んでほしい記事

中国国民に「信用の戦闘力」が浸透、アリババ「芝麻信用」が中国人の信用をスコア化

f:id:nomad-btc:20171010225202j:plain

皆さんは、どのくらい「信用」されていますか?( •̀ㅁ•́;)

中国では、芝麻信用(セサミ・クレジット)の点数を告げることで、自らの信用度を伝えることができるそうです。

 

セサミ・クレジットとは

セサミ・クレジットとは、日本でいう「クレジットスコア」であり、信用情報機関が集めたデータをスコア化したもののことを指します。

ただ、中国におけるセサミ・クレジットを調べてみると、日本とは比較にならないほど人生に直結する指標であることが分かりました。

今回は中国のセサミ・クレジットについてまとめていきます!

 

中国ではアリババのモバイル決済が国民に浸透

中国では、モバイル決済額が世界一で、アジアの中でもぶっちぎりで「キャッシュレス化社会」が進んでいます。

中国決済清算産業運営報告(2017)によると、中国でのモバイル決済は、前年比45.6%増のおよそ2589兆円にまで到達しました!すごい…( •̀ㅁ•́;)

そのモバイル決済のほとんどは支払宝(アリペイ)によるスマートフォン決済です。QRコードをかざして読み取る方式で、日本にも上陸するといわれています。

モバイル決済は便利は便利なんでしょうが、その弊害として中国の「信用至上」の社会が指摘されているんです(゚A゚;)

 

芝麻信用(セサミ・クレジット)が中国国民を支配

セサミ・クレジットとは、中国人民銀行が認める信用情報機構が提供している個人、企業の信用状況を表す指数です。

アリペイ・アプリからサービス開始を申し込むと、自分のスコアを簡単にチェックすることができる。スコアは最低で350点、最高で950点となる。「スコア公開」機能もあり、SNSなどを通じて第三者に自分の信用力をアピールできるようにもなっているのがユニークだ。

「信用の可視化」で中国社会から不正が消える!? WEDGE Infinity(ウェッジ)

自分のスコアを確認できるだけでなく、そのスコアをSNSでアピールできるようになっているとのこと!日本じゃなかなか考えられないですね( ・`ω・´)

 

スコアはどうやって算出する?

信用スコアは、

  • 「アリババグループの取引記録」
  • 「政府のオープンデータベース」

の2種類から算出されます。

 

ユーザーの同意のもと集められるデータベース

「政府のオープンデータベース」には、

  • 学歴
  • 公共料金支払い記録
  • 失信被執行人リスト (踏み倒しリスト)
が含まれており、踏み倒しリストには、裁判に負けても判決を遵守しない・契約を履行せず金を踏み倒すなどの情報が公開されています。
これらの情報は、ユーザーの同意の上で、収集されています。
「免許証」「職場のメールアドレス」「不動産登記簿」などをアプリからアップロードでき、多くの情報をアップするほどスコアが高くなりやすいそうです( •̀ㅁ•́;)

集めたデータをAIや機械学習で処理

集められたデータを機械学習やAIで処理し、スコアが算出されます。

点数に加えて、5つの分野の評価もみることができます。
  1. 「身分特質」年齢、学歴、職歴など
  2. 「履約能力」資産など
  3. 「信用歴史」取引履歴などの
  4. 「人脈関係」他社への影響力や友人の信用状況
  5. 「行為偏好」振り込みなど

日本でも、クレジットヒストリー(履歴)などを見られて審査されることはありますが、人脈関係までスコア化されるのは不気味ですね(゚A゚;)

 

スコアが高い人にはおトクなサービスがある!

600点以上の高得点の国民には、多くのサービスが受けられます。

代表的なものとして、以下のようなものがあるそうです。

  1. シェアサイクルの保証金不要
  2. 雨傘の無料レンタル
  3. 電気自動車レンタルの保証金免除
  4. 貸本サービスも保証金不要
  5. 通話料後払い変更ができる
  6. 一部の国で個人観光ビザの申請手続きが簡略化

こんなに恩恵が受けられるんですね(๑꒪ㅁ꒪๑)”

 

あらゆる場面で「信用の戦闘力」が見られる

アリババユーザーが増えるにつれて、セサミ・クレジットは他の分野でも使われるようになっているようです。

  • 結婚仲介サイトでお見合い相手のスコアを表示するサービスを開始
  • 企業の採用活動においても、応募者のスコアを確認
  • 住宅の賃貸契約を結ぶときに、スコアが高ければ敷金が減額される

もはやここまでくると、人間をスコア化が生活にダイレクトに関係してきますね…( •̀ㅁ•́;)

 

中国国民の人生は、セサミ・クレジットのスコア次第になりつつあります。

モバイル決済額が世界一で、世界でも進んだ国ではありますが、あらゆることが企業や政府に支配されてしまいそうでなりません。

 

 

参考:

中国アリペイ上陸も日本での普及が疑問視される理由 | China Report 中国は今 | ダイヤモンド・オンライン

「信用の可視化」で中国社会から不正が消える!? WEDGE Infinity(ウェッジ)