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【監視】中国の人気メッセージアプリ「WeChat」ユーザーの全データを当局に送信

中国で人気のメッセージアプリ「WeChat」は、最新のプライバシーポリシー内に「中国当局への個人情報の提供」を認める項目を追加しました。

 

中国で大人気のメッセージアプリ「WeChat」

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WeChatは、2017年9月現在、6億6200万人以上のユーザー数をもつ、中国版の「LINE」のようなメッセージアプリです。

スマートフォンでQRコードを読み取り、誰でも手軽に決済ができるアプリ内の「WeChat Pay」は、中国で2位のシェアを占めていて、国民の生活に浸透した驚異的なアプリだといわれています。

プライバシーポリシーの改定

WeChatは、「プライバシーポリシー」の項目の1つとして、ユーザーの個人情報を「関連法や規制」に従って中国当局に提供することを盛り込みました。

送信される情報は、「WeChatの検索結果」「連絡帳」「メッセージの内容」「サービス利用履歴」「位置情報」などのあわゆるデータが対象です。

「世界で最も厳しく検閲されているアプリ」

国際人権組織アムネスティ・インターナショナルは、2016年の調査で、WeChatを「世界で最も厳しく検閲されているアプリ」のひとつにあげた。ユーザのプライバシーや発言の自由でランク付けしたところ、WeChatは100点満点中、0点だった。つまり、ユーザを通じた情報交流は暗号化の保護もされず、「筒抜け」になっていると言っても過言ではない。

引用元:livedoor NEWS

アムネスティ・インターナショナルの2016年の調査でも、「政府機関の要請に対してユーザー情報を提供しないことを明記していない」として、メジャーアプリの中で最下位の点数でした。

今回、むしろ「提供することを明記」したので、公の事実として6億6200万人のユーザーが「中国当局の監視下」に置かれていることが分かりました。

中国は10月よりインターネットの取締りの規制が強化

中国は2017年10月1日より、アリペイやバイドゥ、ウェイボーなどの大手SNSに実名制を取り入れることが決まっています。「プライバシーポリシー」への同意や、個人番号や氏名の登録をしないと、利用制限がかかってしまうことになります。

中国によるインターネット情報検閲システム「金盾(グレートファイアーウォール)」をはじめとする一連の中国のインターネット規制強化は、中国国民のインターネット上での表現の自由を大きく奪うことになりそうです。