カズト(@nomad_btc)です。
現在、リップルの国際会議「SWELL」が開催中で、19日の1時30分〜から始まる3日目で最終日を迎えます。
ここ数日、リップルに関する話題を取り上げてきましたが、本日はネガティブなニュースでリップルの相場に混乱が起きていました。今回はその内容をご紹介いたします!
しかしなぜこんなタイミング…(´ε`;)
もくじ
リップルトレードジャパン社長が詐欺容疑で逮捕
仮想通貨取引所「リップルトレードジャパン(RTJ)」の社長が、会社が実質破綻していたのに「手数料無料キャンペーン」などとうたって、少なくとも40人の顧客から約1700万円を集めたとして詐欺の疑いで逮捕されました。同社は一昨年に事実上倒産していたとのことです。
リップルは詐欺通貨ではない
いくつかの報道では、まるで「リップルが悪い」かのような書かれ方をしていますが、今回の件は仮想通貨の「リップル」が悪いわけではなく、むしろ悪用された側です!
上記は日経新聞の記事ですが、まるで「リップル」の業者が逮捕されたかのように見えます(๑•̆૩•̆)
リップルトレードジャパン取引所代表の逮捕は
「リップルの名前を使った取引所」の代表が顧客から現金を騙し取った事件です
リップルは関係ありませんし何も悪くありません
しかし暗号通貨取引の初心者や暗号通貨を知らない人には誤解されます
未だ暗号通貨を怪しいと思ってる人は沢山います😭 pic.twitter.com/PBGVaRPGQ5— ビケルマン@BKF48 補欠 (@BK_Black_white) 2017年10月18日
この方の絵が分かりやすかったのでご紹介します。
「ビットコイン」「リップル」と名前が付いている、あるいは関わっているために、暗号通貨を知らない人からすると怪しいと思われてしまいますが、
あくまでこれら暗号通貨と取引所は別モノです。
「日本円」を詐欺で騙しとられた、銀行が倒産してお金が返ってこなかったから「日本円は危ない」って言っているようなものです。
以前のマウントゴックス事件で、ビットコインが消失したからビットコインは危険だと感じた人が多かったのと同じで、今回も悪いのは詐欺師で仮想通貨ではありません。
ビットフライヤー公式Twitterがプチ炎上
また、国内最大手仮想通貨取引所のビットフライヤーのTwitterアカウントのツイートに、リップル関係者や投資家からの反論、批判のリプライが寄せられていました。
当社代表加納がコメントしています。ぜひご覧ください。https://t.co/kQq5wpyMnE
(コメント引用)リップルトレードジャパンは以前から問題が指摘されていました。XRPは特殊な仮想通貨で、リップルゲートウェイという代理店で顧客のお金を預かり、XRPを使い資金を…— bitFlyer(ビットフライヤー) (@bitFlyer) 2017年10月18日
こちらがそのツイートです。この発言のうち、
「リップルゲートウェイという代理店」
という表現がリップルへの誤解を生むと批判されました。今回の件のゲートウェイはあくまでリップルの名前を使っているだけで、リップルの代理店ではなく、一切関係はありません。
国内最大手の取引所Twitterがこのツイートをすることの影響はとても大きいため、批判と混乱を招いてしまいました(´ε`;)
代理店ではないですよ!bitflyerがビットコインの代理店ではないようにこのゲートウェイもXRPの代理店ではないです。全く関係の無い会社なのに会社の名前にリップルという名前を使っていることがそもそも混乱を招いてますね。 https://t.co/tiJODraW3t
— Emi Yoshikawa (@emy_wng) 2017年10月18日
加納さん、本件は(当時無免許の)取引所の問題で、XRPの問題ではありませんよね?
仮装通貨の事件として認識されるのは、私も残念ですが、XRPの特殊性によると誤解されるのも、それは遺憾です。 / 仮想通貨…https://t.co/6mdJufocQL #NewsPicks— 沖田 貴史 T.OKITA (@OKITATakashi) 2017年10月18日
沖田氏はSBI Ripple Asiaの代表であり、リップルの国際会議「SWELL」にも登壇した方です。この他にもたくさんのリプライが寄せられており、プチ炎上状態になっています。
SBI Ripple Asiaからのプレスリリースも
また、SBI Ripple Asiaからも「リップルトレードジャパン」との関係性を否定する公式なお知らせが出ていました。
新聞等一部メディアにおいてRipple Labs Inc.(本社:米国サンフランシスコ、CEO:Brad Garlinghouse、以下「Ripple」)が開発を主導する仮想通貨「XRP」の取引を巡り、顧客から現金をだまし取った疑いで、仮想通貨関連会社へ強制捜査が入ると報じられております。
今回報じられております当該企業はSBIグループおよびRippleとは一切関係はございませんので、その旨お知らせいたします。
情報の取捨選択、仮想通貨取引所は慎重に
仮想通貨関連のニュースはメディアによって報道のしかたが大きく違いますし、Twitterなどで流れている情報もフェイクニュースが混じっていたりします。仮想通貨の取引をする人は、しっかり情報の取捨選択ができるように慎重に見ていく必要があるでしょう(๑•̀ㅁ•́๑)✧
また、取引所もきちんと選びましょう!コインチェックやビットフライヤーなどの仮想通貨交換業を認められている取引所であれば安心ですが、「手数料が無料」だとか「安い価格で手に入る」などをうたう業者には近づかないようにしましょうね•̀.̫•́✧